なんかやべぇやつ -ID:INVADED最速試写会
2020年公開のid:INVADEDというアニメの最速試写会に当たったので行ってきた。
ジャンルはSFミステリ。
脚本は小説家の舞城王太郎氏が手がけている。
鋭意制作中で、現在後半部分を制作しているそう。
なんかもう、凄かった。
ネタバレを回避して言うと、超世界と現実が入り交じって殺人犯を追うミステリ。
イミフですわ、と切り捨てるのは容易い。
が、舞城ファンとしては、あの不可解な世界をアニメ化したか! と喜びと驚きしかない。
監督も、コミカライズ担当・キャラデザインの小玉有起氏も、「面白い! けどこれ描くの?」と困惑したらしい。だが実現している。
個人的には、現実の犯人の居場所がやはりお馴染み調布でにっこりした。
舞城といえば調布か、福井の西暁町。
一般観覧席が非常に狭かったので、当たったのは実に幸運としか言いようがない。
予言しよう。
id:INVADEDは、2020年の覇権アニメになる。
私が飢えていたのは、生死が混在するアニメ、それも善悪すら混沌としているアニメだ。
主人公の名探偵は、まだ善なるヒトとは限らない。
ほのぼのはいらない、異世界転生系もいらない、こういう新しい基軸のストーリーが見たかったのだ。
id:INVADEDは確実に、「読ませる」アニメになる。
今後の楽しみが増えた。